会長挨拶
国際会計研究学会会長 米山 正樹
2024年9月に早稲田大学で開催された第38回研究大会において、小西範幸前会長からこの役職を引き継ぐこととなりました。
本学会は1984年の設立から41年にわたる歴史を有しております。この間、国際会計を取り巻く環境は大きな変化を遂げてきました。
他方で設立趣意書の内容は、引き続き本学会に対する期待として受け継がれています。
これまで本学会の発展に多大な貢献を果たしてきた先学達に思いを馳せ、その情熱を継承するとともに、国際会計研究を取り巻く環境の変化に対しては柔軟に適用していく「変化を恐れぬ心」を併せ持つ必要に迫られています。
とりわけ経済環境が複雑化し、学会で取り上げるべき研究主題が多様化しきた変化に対しては、学会員が互いの研究成果を尊重し合い、互恵の精神を以て対応していく必要があります。
会長・理事などからなる現執行部だけでは、学会に寄せられる数多くの期待に応えることはできません。
学会員のみなさまの積極的な参画、とりわけ学会の活動方針に関する忌憚なきご意見を心よりお待ち申し上げます。
また学会を外から支えて下さるみなさまにおかれましては、これまで以上に私どもの活動に関心を寄せていただきますよう、お願い申し上げます。