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会長挨拶

 

国際会計研究学会会長 小西 範幸

 

 2021年10月に関西学院大学で開催した第38回研究大会において、杉本徳栄前会長から本学会の舵取り役の重責を引き継ぐこととなりました。

 1984年の設立から38年を経て、国際会計は新しい局面に入ったと言えます。2021年11月の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)の開催期間中に、IFRS財団から国際会計基準審議会(IASB)とは別個に、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の設置が公表されました。これに呼応して、日本政府は、ISSBの設置を歓迎しグローバルなサステナビリティ開示基準の策定に日本として積極的に貢献していくとの表明を行っています。

 このような国際会計を取り巻く環境下では、本学会の果たすべき役割はますます高まっていると言え、その活動に対して各方面から大きな期待と関心が寄せられています。任期中には、国際的な機関との連携にも注力し、国際会計の理論、制度および実務の三位一体の研究の推進が図られるよう全力を傾注する所存です。

 会員ならびに本学会にご関心のある諸先生方におかれましては、これまでと同様に多大なご支援とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。